
三大温泉を探せ!
日本三景と言えば、「松島」、「宮島」、「天橋立」をあげるのが一般的。世界三大美女と言えば、クレオパトラ、楊貴妃、ヘレネ(日本では小野小町を編入しますが、これは身内贔屓というものでしょう)。こんな風に、「三大○○」をあげることはよくありますが、温泉だとこんなラインナップになります。
日本三大古泉:「有馬温泉」、「道後温泉」、「白浜温泉」(「日本書紀」より)
日本三大名泉:「有馬温泉」、「下呂温泉」、「草津温泉」(「温湯記」林羅山著より)
いずれも、温泉好きなら「なるほど」と頷けるブランドばかりと言えるでしょう。
泉質にあり? 名湯の条件はこれだった
古くより、温泉は重要な療養施設でした。その癒し効果は、 現在では環境省によって9つの成分ごとにしっかりと分類管理されています。
日本有数の温泉に数えられてきた有馬温泉は、このうち7つもの成分を含有する非常に珍しい温泉です。お湯の色は「金泉」と呼ばれる茶褐色。含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉と呼ばれるもので、湧き出た瞬間は透明なのが、空気に触れて鉄分が酸化することで、独特の茶褐色に変わるのだとか。
癒し+極上の美味で、天国に一番近い温泉?
そんな有馬温泉に惹かれて来訪した有名人は、古来から数え切れません。在原業平、藤原定家と言った歌人。豊臣秀吉、石田三成といった戦国武将。近代では、福沢諭吉やグレース・ケリーなども有馬を楽しんでいます。
一番の魅力は 、温泉だけでなくお料理も楽しめること。有馬は瀬戸内や日本海の海の幸、神戸牛など、最高の食材に恵まれた地です。もともとお料理にこだわった宿が少なくありません。
中でも、特にお料理を楽しみたいなら、一押しは「欽山」。料理旅館として有名なこのお宿では、美しい和の佇まいの中、こだわり抜かれた美味を堪能できます。